本記事は「Rain City (レインシティ)」のゲームプレイレビューと感想をまとめた記事となっています。
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ゲーム内容・あらすじ
かわいい動物たちが織り成すストーリーと謎解きが合わさったパズルアドベンチャー!
雨が降り続ける街「Rain City (レインシティ)」にある工場の秘密について、取材に訪れたまま行方不明となっている妹のリアを知的な猫の主人公が探しにくるところから物語は始まる。
妹を見つけ出せたとき、Rain Cityに雨が降り続ける理由が解き明かされる……。——————–
ヘリコプターに乗ったり、隠し通路を探したり、はたまた研究室で実験したり…、とても冒険的でミステリアスなストーリーです。
プレイヤーは色々なパズルに悩まされながら、Rain Cityを歩き回り、主人公の猫を妹のもとへと導いていきます。
ゲーム内で手に入れる様々なアイテムがパズルを解くカギとなります。Rain Cityのグラフィックノベル風の絵本のアートは、プレイヤーをその独特な世界観へと引きずり込みます。また、各所に散りばめられたギミックが、あなたの記憶力や思考力をかき立てることで、よりストーリーに深みを与えてくれます。
公式トレーラー動画
プレイ時間
総合プレイ時間 | 3時間 | (フルコンプ) |
簡易レビュー
ストーリー | △ | 絵本の世界観だと思ってプレイするのをオススメ。爽快感を求めると正直難しいライン。 |
BGM | ○ | |
SE | ○ | |
演出 | ○ | 雰囲気よし。 |
UI | ○ | 説明がないため分かりにくい部分はありますが、世界観に馴染んでいます。 |
システム | △ | 操作性に若干の違和感あり。もう少し早く歩けると嬉しかった。 |
ボイス | ○ | どうぶつの森系ボイス。 |
難易度 | △ | 謎解き自体はアイテムなどの見逃しがなく、パズルに慣れている人であれば自力でクリアできるレベル。ただ一部でアクション操作が必要になるため人は選ぶかもしれない。 |
立ち絵 | - | |
スチル | - | |
攻略対象 | - |
翻訳 (海外産ゲーム用項目)
完璧とは言えませんがプレイにはなんら問題ありません。
感想 (ネタバレなし)
ネコちゃんが主人公のパズルアドベンチャー。
雨が降り続ける街「レインシティ」にある工場を取材しに行ったまま行方不明になっている妹の「リア」を探しに主人公もレインシティに向かうことに。
果たして妹を無事見つけることができるのか。そして、なぜこの街は雨が降り続けているのか——といった話。
ベースとなるストーリーはあるものの、基本は文章なしの移動とパズルのゲーム。
1画面に向き合って解くパズルもあれば、アイテムを移動させたり組み合わせたり自分が移動したり…といった操作系のパズルもある。
その上、アクション要素が必要になったり、時には音ゲーのようなミニゲームをクリアしないといけない場面もあり、シンプルな作りだがゲームとして遊べる要素はたっぷり。
難易度は中級くらい。パズル初心者だとよほど勘がよくないと詰まりそうな部分多々あり。
初心者向けに飽きてきたな~と思ってきた人にぜひオススメしたい。
このゲームは「TOKYO SANDBOX2019」でベストアート賞を受賞しているそう。
絵本のような世界観のままキャラクターが動くゲーム画面は本当にかわいい!
ポイント&クリックのパズルアドベンチャーが好きな人で、サンプルのゲーム画面に惹かれた人はプレイして損はないはず。
制作は『アイソランド』や『ミスター・パンプキン』といったポイント&クリックゲーでは有名なCotton Game。
上記の2つと比べると全体の難易度はあまり変わらないものの、今作のほうが移動やアクション要素多めのパズルとなっており少し毛色が変わっていることが特徴。
個人的には手間のかかるパズルより場に留まりひたすら頭を使うパズルの方が好みのため、どちらかと言えば今作より上記2つの方が好みだった。
結果的に今作は想像していたような内容とは少し違ったものの、終始ゲーム画面の雰囲気がよく満足することができた。
一言&ネタバレ
上で少しだけ触れましたが、ラストで急にアクション操作が必要になる場面あり。人によってはあれで詰む可能性あるくらいにはちゃんとアクションゲーだったので、普段パズルゲームしか遊ばないような人にはオススメできません。ここだけ注意…!
まとめ
- Cotton Gameの別作品が好きな人
- 休日に1本パズルアドベンチャーをクリアしたい気分の人
- 絵本のような世界観が好きな人
レビュー作品はこちら!

